マーベラス(7844)2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)


2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

剰余金の配当に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

代表取締役の異動および役員人事に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

支配株主等に関する事項について(マーベラス:PDF)

2022年3月期 決算説明資料(マーベラス:PDF)

2022年3月期 決算説明動画(マーベラス:音+映像出ます)

2022年3月期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2022年3月期) (マーベラス:PDF)

 

<Summary>

・若干ながら増収+増益。33円配。今期予想は未定

・千銃士:Rhodokni:Rhodoknight (ロードナイト)』は期待値を大きく下回る推移

・「HONEY PARADE GAMES(ハニーパレードゲームス)」ブランドより、新規オリジナルIPのスマートフォン向けゲームアプリを、2022年度配信開始予定で鋭意開発中

 

・セグメント変更

marv2022q4

 

(人事)

・許田 周一 :代表取締役社長 執行役員 → 取締役会長 執行役員

・佐藤 澄宣:執行役員 デジタルコンテンツ事業本部長 → 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長

・照井 慎一:執行役員 アミューズメント事業部長 → 取締役 執行役員 アミューズメント事業管掌

・古西 桜子:(新任) → 取締役(社外)

・青木 利則:取締役 執行役員 グローバルビジネス推進室長 → 退任

・種田 慶郎:取締役(社外) → 退任

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

                 
2020 Q1

4,518

△28.2

662

+1.8

618

△11.6

343

△22.0

2020 Q2

10,836

△18.6

1,264

△54.3

1,247

△56.5

743

△61.7

2020 Q3

18,546

△8.2

2,111

△49.9

2,135

△50.2

1,336

△53.0

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

                 
2021 Q1

4,668

+3.3

890

+34.4

891

+44.1

593

+72.8

2021 Q2

9,419

△13.1

1,699

+34.4

1,678

+34.5

1,160

+56.0

2021 Q3

17,292

△6.8

3,340

+58.2

2,286

+53.9

2,344

+75.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

                 
2022 Q1

6,473

+38.6

1,464

+64.6

1,474

+65.5

1,074

+81.1

2022 Q2

12,838

+36.3

2,900

+70.7

2,984

+77.7

2,079

+79.2

2022 Q3

18,953

+9.6

4,006

+19.9

4,190

+27.5

2,937

+25.3

2022 Q4
(Q3
予想)

25,000

△2.0

4,400

△0.3

4,500

△1.3

3,100

△5.1

2022 Q4

25,728

+0.8

4,600

+4.2

5,054

+10.9

3,817

+16.9

2023 Q4

未定

             

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

画像Ver.

marv2022q4_2

 

<全社:増収増益>

・オンライン事業は既存タイトルの売上が減少、

新型コロナウイルスの影響を大きく受けた舞台公演事業が苦戦する中、

ゲームソフト販売や『ポケモンメザスタ』の好調が大きく収益貢献し、増収増益

 

<オンライン事業:減収減益>

・『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』、『ブラウザ三国志』といった長期運営タイトルにおいて、経年に加え、競争環境の激化により売上が減少

・新作タイトルとして、2021年11月24日にスマーフォン向けゲームアプリ『千銃士:Rhodoknight (ロードナイト)』の配信を開始したが、期待値を大きく下回る推移となり、将来収益の見直しによるソフトウェア資産の一部評価減を実施

 

<コンシューマ事業:増収増益>

・「ルーンファクトリー」シリーズの最新作『ルーンファクトリー5』を、2021年5月に国内、9月にアジア、2022年3月に北米・欧州で、Nintendo Switch TM向けに発売。2022年3月末時点では、世界累計出荷本数が50万本を超えるヒットを記録

・「ノーモア★ヒーローズ」シリーズ最新作となる『No More Heroes 3』を、Nintendo SwitchTM向けに2021年8月に発売。さらに、『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』Steam®版を同年9月に、『牧場物語 再会のミネラル
タウン』PlayStation®4版とXbox版を同年10月及び11月に発売し、それぞれのタイトルにおいて累計出荷本数が100
万本を突破

・前期発売の『天穂のサクナヒメ』も累計出荷本数が100万本を超えるなど、リピート販売も好調に推移

・キッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』が、2021年12月に累計プレイ回数1億回を突破するなど、非常に好調に推移。新コンセプトによる小型プライズマシン『TRYDECK(トライデッキ)』を、同年11月より全国のアミューズメント施設にて順次稼働開始

 

<音楽映像事業:増収減益>

・アニメ『トロピカル~ジュ!プリキュア』をはじめとした、プリキュアシリーズのTVアニメや映画、関連イベントのパッケージ商品化を行ったほか、『トロピカル~ジュ!プリキュア感謝祭』を2022年2月に開催

・また、2021年10月から12月に放送し好評を博したTVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』や、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ ミレニアムシーンズ』をパッケージ商品化し、好調なセールスを記録

・舞台『刀剣乱舞』」、「ミュージカル『テニスの王子様』」、「ミュージカル『薄桜鬼 真改』」、「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」、「ミュージカル『憂国のモリアーティ』」、「舞台『血界戦線』」といったシリーズ作品を公演

・今期の完全新作といたしましては、『ワールドトリガー the Stage』、「歌劇『桜蘭高校ホスト部』」を公演し、好評を博した

・しかしながら、長期に渡った緊急事態宣言によるイベント人数規制や公演中止など、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた

 

■今後の見通し

・通期予想は未定

 

<コンシューマ事業>(今までのオンライン+コンシューマ ー アミューズメントがコンシューマに)

・完全新作のゾンビサバイバルアクションゲーム『DEADCRAFT(デッドクラフト)』を、2022年5月にマルチプラットフォームで全世界同時配信を予定

・同じく完全新作となるジュブナイルRPG『LOOP8(ループエイト)』を、2022年にNintendo Switch TM/PlayStation®4/Xbox One向けに発売予定

・さらに、2021年にNintendo SwitchTM向けに発売した『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』のPlayStation®4版の発売を7月に予定

 

<アミューズメント事業>(コンシューマ(ゲームソフト販売+アミューズメント部門)からアミューズメント単体へ)

・主力の『ポケモンメザスタ』が4月21日より新弾「スーパータッグ5弾」の稼動を開始しており、前期から引き続き好調に推移いるが、今後の新型コロナウイルスの感染状況次第では再び売上に影響が出ることが懸念される。

・海外の『ポケモンガオーレ』におきましては、感染者数が拡大している一部の稼動地域において影響が出ているものの、収束後を見据え、今後も海外展開を継続

 

<音楽映像事業>(音楽映像+ライブエンタテインメント 今まで通り)

・TVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』が4月3日より、TVアニメ『アオアシ』が4月9日より放送開始。

・5月からはアニメ「刀剣乱舞-花丸-」シリーズの最新作「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~」を、3部作連続で劇場公開予定

・舞台『刀剣乱舞』」の新作公演を3月19日から5月15日までの予定で実施中であり、また、「ミュージカル『薄桜鬼 真改』」の新作公演を4月22日から5月5日まで実施

・今後におきましても、「ミュージカル『テニスの王子様』」や「舞台『弱虫ペダル』」、『ワールドトリガー the
Stage』といった人気タイトルの新作公演を予定

・しかしながら、ライブエンターテイメント分野における客足の回復状況が不透明であり、依然厳しい市場環境が続くことが予想される。

・また、関係者の感染による公演中止の可能性や、感染再拡大による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令された場合、業績に大きな影響を受ける可能性

 

各セグメントの数字は決算説明資料Fact Sheet決算短信に乗ってる数字で紹介します。クリックで拡大します。

marv2022q4_3marv2022q4_4 

marv2022q4_5

marv2022q4_6

 

収益認識関係:数字は累計(単位:百万円)

  1Q
(4/1~6/30)
2Q
(4/1~9/30)
3Q
(4/1~12/31)
4Q
(4/1~3/31)
オンラインゲーム関連

1,447

2,954

4,568

6,217

コンシューマゲーム関連

3,051

5,168

6,764

9,192

アミューズメントゲーム関連

1,225

2,830

4,704

6,298

音楽・映像コンテンツ関連

337

644

846

1,466

舞台公演関連関連

410

1,240

2,069

2,553

 

決算説明資料 から2023年3月期 の取り組み

<コンシューマ事業>

・ゾンビサバイバルアクションゲーム『DEADCRAFT(デッドクラフト)』を5月に全世界同時配信予定

・ジュブナイル(青春)RPG『LOOP8(ループエイト)』を2022年発売予定

・『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』PS4®版を7月発売予定

新規オリジナルIPのゲームアプリを2022年度配信開始に向けて鋭意開発中

 

<アミューズメント事業>

・ 『ポケモンメザスタ』は、4月より新弾「スーパータッグ5弾」を稼動開始

・海外『ポケモンガオーレ』は、コロナ収束後を見据え今後も海外展開を継続

 

<音楽映像事業>

・TVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』、『アオアシ』を4月より放送開始。

・「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~」を3部作連続で5月より劇場公開予定

・「舞台『刀剣乱舞』」や「ミュージカル『薄桜鬼 真改』」をはじめ、人気シリーズの最新作等を複数公演

 

 

<外部環境激変の中、落ち着いた増収増益のコントロールはお見事だと思うbelieveがこう見る>

まずは青木利則さんマーベラスエンターテイメント時代から20年間くらい取締役本当にお疲れ様でした!

最近の株主総会ではずいぶん落ち着いた感じではありましたが、昔のはっちゃけた回答好きでしたよ・・・。

間違えなくゲーム部門を立て直して、次の世代へのバトン渡しもお見事だと思います。

もう少しご活躍も見ていたいものですが・・・

これでマーベラスエンターテイメント時代からの取締役がいなくなってしまったなぁ。

 

どこかでお仕事続けられるのでしょうか・・・と思っていたら

マーベラスと同じく主要株主がアミューズキャピタル系の

コンフィデンスの社外取締役就任(PDF)は天下りっぽくて笑ってしまいましたw

 

音楽映像の取締役だった松本さんはCRESTへの取締役だそうです。

親会社は、ポールトゥウィンホールディングス株式会社なようで、デルファイサウンドの売却先ですな~と思いました。

 

中山さんは戻ってくるのだろうか?

 

そして社長交代で許田さんが取締役会長に、社長に佐藤さん。執行役員からの社長で若返りという感じですね。

執行役員 デジタルコンテンツ事業本部 Marvelous Global Games Studio スタジオ長の佃さんもですが、

お二人ともフロム・ソフトウェアからのマーベラス組。目指せ『ELDEN RING』級の超ヒットという感じ。

 

そして珍しい感じのセグメント変更で、アミューズメントが単体でという形に。

利益等が見られるのは楽しみだけど、これからのアミューズメントも大きくしていくということだろうか。

 

あとはCOVID-19落ち着いてくれないと、音楽映像事業の業績は厳しいままだし、

中国のオンラインゲーム認定状況で、配信されるか?配信されたあとは?もあるし、

予想未定っていうのも理解できるかなという感じですね。

そろそろオンライン部隊も・・・という感じですが望み薄でまた損失処理かなくらいの気持ちの方がよさそうですね。

 

あとマーベラスがTencentの子会社になったと思っている人が未だに少なからずいるようですが、

Tencent(Image Frame Investment)の出資は20%で、

たしかに単体では筆頭株主ではあるのですが、

創業者の中山さん一族(アミューズキャピタル含む)で 14.98+9.04+6.35+3.02%で、

33.39%(自己株式除く)持っていますので、株式の1/3保有しているわけでございます。

株主総会の特別決議を単独で否決する権限があることをお忘れなく。

Tencentと合わせると50%超えちゃうので、ほぼこの2社で会社のほぼ全ては決められてしまうわけですけども。

(画像はFact Sheetより)

marv2022q4_7

 

支配株主等に関する事項について

みたいなリリースもありますけどね。

「企業グループとしての方向性を決定できる資本上位会社」であるけれど、子会社ではないのでお間違えなく。

マーベラス(7844)2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


2022/02/02 Update

四半期報告書-第25期第3四半期(2021年10月1日-2021年12月31日)(マーベラス:PDF)

 

2022/01/31 Post

2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

通期業績予想の修正に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

2022年3月期 第3四半期 決算説明資料(マーベラス:PDF)

2022年3月期 第3四半期 決算説明動画(マーベラス:映像&音出ます)

2022年3月期 第3四半期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2022年3月期 第3四半期)(マーベラス:PDF)

 

<Summary>

・オンライン売上減少、新型コロナウイルスの影響継続による舞台公演苦戦のなか、

コンシューマの新作・旧作ゲームが国内外で好調に推移。

アミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』が好調な売上推移で、大きく収益貢献で通期上方修正。

配当は33円配で変更なし。

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

                 
2020 Q1

4,518

△28.2

662

+1.8

618

△11.6

343

△22.0

2020 Q2

10,836

△18.6

1,264

△54.3

1,247

△56.5

743

△61.7

2020 Q3

18,546

△8.2

2,111

△49.9

2,135

△50.2

1,336

△53.0

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

                 
2021 Q1

4,668

+3.3

890

+34.4

891

+44.1

593

+72.8

2021 Q2

9,419

△13.1

1,699

+34.4

1,678

+34.5

1,160

+56.0

2021 Q3

17,292

△6.8

3,340

+58.2

2,286

+53.9

2,344

+75.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

                 
2022 Q1

6,473

+38.6

1,464

+64.6

1,474

+65.5

1,074

+81.1

2022 Q2

12,838

+36.3

2,900

+70.7

2,984

+77.7

2,079

+79.2

2022 Q3

18,953

+9.6

4,006

+19.9

4,190

+27.5

2,937

+25.3

2022 Q4
(予想)

25,000

△2.0

4,400

△0.3

4,500

△1.3

3,100

△5.1

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

画像Ver.

marv22q3

 

■全社:増収増益

・コンシューマの増収増益により増収増益

 

■オンライン事業:減収減益

・新作タイトルとして、2021年11月24日にスマートフォン向けゲームアプリ『千銃士:Rhodoknight(ロードナイト)』の配信を開始したが、収益貢献は限定的

・既存タイトルにつきましては、『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』、『ブラウザ三国志』といった長期運営タイトルにおいて、コラボ施策や周年イベントを実施したが、経年に加えオンライン市場における競争環境の激化により売上が減少

 

■コンシューマ事業:増収増益

・本年5月に発売した『ルーンファクトリー5』の販売好調に加え、その他旧作のリピートタイトルが堅調に推移

・2019年に発売した『牧場物語 再会のミネラルタウン』のPlayStation®4版とXBOX版を2021年10月及び11月に、海外アクイジションタイトル『The Riftbreaker(リフトブレイカー)』のPlayStation®5ダウンロード版を同年10月14日に発売

・キッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』が、2021年12月に累計プレイ回数1億回を突破するなど、引き続き好調に推移

・新コンセプトによる小型プライズマシン『TRYDECK(トライデッキ)』を、同年11月より全国のアミューズメント施設にて順次稼働開始

 

■温楽映像事業:増収減益

・TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』を2021年10月から12月に放送し好評を博した

・劇場版プリキュアの最新作『映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』が同年10月23日に公開

・TVアニメ『トロピカル~ジュ!プリキュア』、TVアニメ『遊☆戯☆王SEVENS』等のパッケージ商品化

・それぞれのシリーズ最新作となる「舞台『血界戦線』Blitz Along Alone」、「PERSONA5 the Stage #3」等に加え、新規タイトルとして『ワールドトリガー the Stage』の公演を実施

・第2四半期において、2021年1月から6月に公演を実施した「舞台『刀剣乱舞』」の売上計上があったこと等により、前年同期比で増収となったが、新型コロナウイルスの影響により大幅な減益

 

各セグメントの数字は決算説明資料Fact Sheet決算短信に乗ってる数字で紹介します。クリックで拡大します。

 

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marv22q3_4 marv22q3_5

 

収益認識関係:数字は累計(単位:百万円)

  1Q
(4/1~6/30)
2Q
(4/1~9/30)
3Q
(4/1~12/31)
4Q
(4/1~3/31)
オンラインゲーム関連

1,447

2,954

4,568

 
コンシューマゲーム関連

3,051

5,168

6,764

 
アミューズメントゲーム関連

1,225

2,830

4,704

 
音楽・映像コンテンツ関連

337

644

846

 
舞台公演関連関連

410

1,240

2,069

 

 

 

決算説明資料 から2022年3月期 4Qの取り組み

<オンライン事業>

・新作ゲームアプリ『千銃士:Rhodoknight』の育成に引き続き注力

・既存タイトルはコラボ施策等継続し、売上確保に努める

 

<コンシューマ事業>

・シリーズ最新作『ルーンファクトリー5』の北米・欧州版を2022年3月に発売予定

・『ポケモンメザスタ』は2月より新弾稼動予定、『ポケモンガオーレ』海外展開も継続

 

<音楽映像事業>

・音楽映像はTVアニメ「プリキュア」新シリーズ『デリシャスパーティ♡プリキュア』が2月放送開始、『吸血鬼すぐ死ぬ』、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ ミレニアムシーンズ』等をパッケージ商品化

・舞台公演は4Qに3作公演予定、来期に向けても複数公演を準備

 

 

<COVID-19は続くものの着実な結果でよかったね・・・なbelieveがこう見る>

・ノーサプライズといえばノーサプライズではあるのですが、上方修正できる余裕あるんだという感じ。

ポケモンありがたいっすねぇ。

 

感染者数が減ってきていい環境になったな~と思ったらすぐ感染者数は過去最高を更新するし、

舞台でいえば演者さんやスタッフが感染すると、最悪公演自体が中止になったり厳しい状況ですね。

お客さん側も行きたくても行けないっていう人は多そうで、

オンライン配信もあるけど収益的には変わりになってないですね。感染症対策もお金かかるだろうしなぁ。

 

『千銃士:Rhodoknight』は今までのアプリゲーに比べれば可能性はありそうだけど4Q以降どうなんだろう。

 

来期はいろいろと動きそうな感じでありますが、さてさてどうなりますでしょうか。

マーベラス(7844)2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


2021/11/02 Update

四半期報告書-第25期第2四半期(2021年7月1日-2021年9月30日)(マーベラス:PDF)

 

2021/10/31 Post

2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

2022年3月期 第2四半期 決算説明資料(マーベラス:PDF)

2022年3月期 第2四半期 決算説明動画(マーベラス:映像+音出ます)

2022年3月期 第2四半期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2022年3月期 第2四半期)(マーベラス:PDF)

 

<Summary>

・オンライン/音楽・映像は減益だが、コンシューマは大幅増益で全体は大幅増益。

・今回発表した通期予想は売上高:240億円、営業・経常利益:40億円(前期比:-9.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益:27.6億円(前期比:-15.5%)。減収減益予想。

・デルファイサウンドの売却で株式売却益1000万円。

・テンセントから調達した49億円の資金用途について発表(マーベラス:PDF P19~20)

2022年~2024年にかけて新規IP、既存IPなどに使用。

その他にもコンシューマ・アニメに45億円以上を投資。こちらは2024年に発売・放送目処。

 

 

■全社:増収増益

・コンシューマ事業は、海外展開の『ポケモンガオーレ』が影響を受けたが、国内はゲームソフトが堅調に、アミューズメントは好調に推移し増収増益。

・オンライン事業は、経年に加えオンライン市場における競争環境の激化により売上が減少し減収減益。

・音楽映像事業は、ステージ制作部門は依然として厳しい状況で、『刀剣乱舞』の売上計上があり、前年同期比で増収だが減益。

 

■オンライン:減収減益

・『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』、『ブラウザ三国志』といった長期運営タイトルにおいて、コラボ施策や周年イベントを実施したが、経年に加えオンライン市場における競争環境の激化により売上が減少

・スマートフォン向けゲームアプリ『一騎当千エクストラバースト』につきましては、App Store・Google Play・DMM GAMES版に加え、新たに Marvelous Apps版を9月に配信開始

(Marvelous Apps版とは・・・ Android版のみのエッチ強化版らしいです)

 

■コンシューマ:増収増益

・本年5月に発売した「ルーンファクトリー」シリーズの最新作『ルーンファクトリー5』や、前期に発売した『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』が堅調に推移

・『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』は、2021年9月16日よりSteam版を発売し、全世界累計出荷本数が100万本を突破

・「ノーモア★ヒーローズ」シリーズ最新作となる『No More Heroes 3』を、Nintendo Switch向けに2021年8月27日に発売

・新型コロナウイルスの影響を受けつつも、主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』において、2021年9月16日より稼動を開始した「スーパータッグ2弾」が好調に推移

・海外展開中の『ポケモンガオーレ』は、感染拡大地域における一部営業自粛や営業制限といった影響を受けた

 

■音楽映像:増収減益

・TVアニメ『トロピカル~ジュ!プリキュア』、『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』、TVアニメ『遊☆戯☆王SEVENS』等のパッケージ商品化を行った

・「ミュージカル『テニスの王子様』」、「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」、「ミュージカル『憂国のモリアーティ』」、「舞台『モブサイコ100』」といったシリーズ作の公演を実施したが、長期に渡った緊急事態宣言によるイベント人数規制や公演中止などが影響し、依然として厳しい状況が続いた

・2021年1月~6月に公演を実施した「舞台『刀剣乱舞』」の売上計上があり、前年同期比で増収だが、大幅な減益

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

                 
2020 Q1

4,518

△28.2

662

+1.8

618

△11.6

343

△22.0

2020 Q2

10,836

△18.6

1,264

△54.3

1,247

△56.5

743

△61.7

2020 Q3

18,546

△8.2

2,111

△49.9

2,135

△50.2

1,336

△53.0

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

                 
2021 Q1

4,668

+3.3

890

+34.4

891

+44.1

593

+72.8

2021 Q2

9,419

△13.1

1,699

+34.4

1,678

+34.5

1,160

+56.0

2021 Q3

17,292

△6.8

3,340

+58.2

2,286

+53.9

2,344

+75.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

                 
2022 Q1

6,473

+38.6

1,464

+64.6

1,474

+65.5

1,074

+81.1

2022 Q2

12,838

+36.3

2,900

+70.7

2,984

77.7

2,079

+79.2

2022 Q4
(予想)

24,000

△6.0

4,000

△9.4

4,000

△12.3

2,760

△15.5

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

<画像Ver.>

marv22q2

 

各セグメントの数字は決算説明資料Fact Sheet決算短信に乗ってる数字で紹介します。クリックで拡大します。

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marv22q2_4

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収益認識関係:数字は累計(単位:百万円)

  1Q
(4/1~6/30)
2Q
(4/1~9/30)
3Q 4Q
オンラインゲーム関連

1,447

2,954

   
コンシューマゲーム関連

3,051

5,168

   
アミューズメントゲーム関連

1,225

2,830

   
音楽・映像コンテンツ関連

337

644

   
舞台公演関連関連

410

1,240

   

 

決算説明資料から 各事業 2022年3月期 3Q以降の取り組み+テンセントとの資本業務提携資金用途

(P9、P11、P13、P18~P20)

 

<オンライン事業>

・新作ゲームアプリ『千銃士:Rhodoknight』は、10/12よりApp Store・Google Playでの事前登録受付を開始、近日サービス開始予定

・ 既存タイトルはコラボ施策・周年イベント等で売上確保に努める
 
<コンシューマ事業>

・ポーランドの開発会社EXOR Studiosが開発した『リフトブレイカー』をPS5®向けに10月発売

・2019年発売の『牧場物語 再会のミネラルタウン』を新たにPS4®・XBOX向けに発売

・シリーズ最新作『ルーンファクトリー5』の北米・欧州版を2022年3月に発売予定

・アミューズメントの『ポケモンメザスタ』は「スーパータッグ3弾」を11月稼動開始予定

 

<音楽映像>

・音楽映像は劇場版プリキュア最新作が10月公開、新作TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』が10月放送開始

舞台公演は既存シリーズや新作タイトル公演を複数準備。緊急事態宣言解除に伴う観客動員率回復に期待
 
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<選挙に行こう!なbelieveがこう見る>

タカラトミーが『ポケモンメザスタ』好調やで! と1日前に言っていたり、

コンスタントに毎Qごとにコンシューマゲームの続編タイトルが出ていたので、

まぁそんなに心配することはないんじゃないかなと思っていたけれどそんな感じでしたね。

 

コンシューマの3Q以降の球は今のところ微妙な感じではありますが、

そこはブログを記載している10月末現在くらいの感染者なら、舞台の方が盛り返してくる気もしますし

通期達成もそんなに難しくないんじゃないかなと思います。

 

期待も心配もしていた『No More Heroes 3』は、とても面白くシリーズ最終作(とりあえずは)

としてうまく終わったのではないかなぁと思います。

数字や作品の記述を見る限りは、売上的には想定通りくらいか微妙という評価なのかな。

開発のGHMはガンホーからネットイース傘下ですか。

図らずも似たような道を選択している気もするので(マーベラスは株式の20%ですけども)

また交差する道が来るとよいですね。

 

デルファイサウンドの売却グループシンクの子会社化(これは3Qの出来事)は少し驚きましたが

(デルファイサウンドはマーベラスが資金的にピンチな時にAQインタラクティブに売って凌いだりもしてたので)

将来に向けての布石ということで。

マーベラスに関してはわりとうまいというか固いM&Aをするのであまり心配はしていないのですが。

 

マーベラスにしては珍しくテンセントから得た資金の使いみちを

具体的に示していて3年後まで予定が出るのは「おっ!」と思いましたね。

 

「テンセントとも協議を重ね」ということなので、これは中国でも出すのかそのあたりはどうなんだろう。

ジャンル:シミュレーションは「牧場」なのか似たような感じなのかわからないですねぇ・・・。

でも新規IPだしなぁ。

投資額も余裕で5億とか10億レベルでそんなに外したものは出せないんじゃかなぁとも思いつつ、

1本ごとの投資額かなり大きいですね。

 

計画中のタイトルも含め、かなりコンシューマに軸が移っていく感じなのか書いてないだけなのか。

「そのほか、アミューズメントや舞台公演についても、コロナ収束からのV字回復を狙った投資を検討するなど」

という発言もありますが。

 

現在は各部門がバラバラな気がするので、自社IPでゲームもアニメも舞台も!というのが理想ですけどね。

幕末Rockみたいな感じは理想ではあった。あのような形でもっと大きく展開できたら

もっとグループとして一体感が出そうですけどね。ここはバンナムなどが先を行ってる感じ。

 

同日には KADOKAWAも300億円をテンセントから出資 を受けていたり

(こちらは6.86%。直近の高値で株式割当と規模感は羨ましいなぁと思ってしまいました)

日本コンテンツの魅力はあるわけだけど、

この分野でも中国に飲み込まれるのか、中国側が焦っているのかどうなんでしょう。