マーベラス(7844)2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)


2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

剰余金の配当に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

取締役候補者に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

支配株主等に関する事項について(マーベラス:PDF)

2025年3月期 決算説明資料(マーベラス:PDF)

2025年3月期 決算説明動画(マーベラス:映像音出ます

2025年3月期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2025年3月期)(マーベラス:PDF)

 

<Summary>

・減収減益、黒字は確保。前回予想(マーベラス:PDF)から純利益は下回る(その他は上回っている)

・「ファーマギア」はゲーム/アニメとも轟沈(そろそろまともな新規IP作ってくれませんか?)

・中国のアミューズメント(おそらくNARUTO)は、1.54億円減損

 

・今期は増収増益予想、前期より+2円増配予想の12円

今期リリースのデジタルコンテンツ事業の基幹タイトル4作品は、いずれも前々期に実施した会計見直しの影響を受けないシリーズタイトルのため、リリース時より売上原価に計上される開発費負担が重く、売上の増加に比べて当期における利益の回復見込みが限定的

・前社長の佐藤さんは退任で、社内取締役は3→2人へ

 

・中期計画は目標を取り下げ

・社長交代で、決算説明動画に照井さん初登場

 

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

H27 Q4

26,441

+30.1

4,412

+46.8

4,583

+50.7

2,178

+15.7

H28 Q4

31,820

+20.3

5,418

+22.8

5,228

+14.1

3,602

+65.4

H29 Q4

29,387

△7.6

5,754

+6.2

5,810

+11.1

4,165

+15.6

H30 Q4

25,291

△13.9

5,147

△10.6

5,105

△12.1

3,513

△15.6

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

2022 Q4

25,728

+0.8

4,600

+4.2

5,054

+10.9

3,817

+16.9

2023 Q4

25,341

△1.5

2,488

△45.9

2,931

△42.0

1,925

△49.6

                 
2024 Q1

6,883

+29.4

531

△31.9

886

△21.7

609

△19.0

2024 Q2

13,999

+21.2

1,153

△35.0

1,646

△32.3

1,110

△33.0

2024 Q3

21,760

+18.2

1,390

△56.2

1,746

△50.2

1,174

△51.3

2024 Q4

29,493

+16.4

2,415

△2.9

3,002

+2.4

△517

-

                 

2025 Q1

5,806

△15.6

65

△87.7

373

△57.9

198

△67.4

2025 Q2

12,877

△8.0

592

△48.6

373

△77.3

78

△92.9

2025 Q3

20,720

△4.8

1,566

+12.6

1,656

△5.2

1,029

△12.4

2025 Q4

27,963

△5.2

1,817

△24.7

1,800

△40.1

900

-

2026 Q4

35,000

+25.2

2,000

+10.0

2,000

+11.1

1,400

+71.0

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

画像Ver.

marv2025q4_1

 

<セグメント別 業績>

決算短信(PDF)、決算説明資料(PDF) と 決算説明動画 説明概要(PDF)から抜粋

 

■デジタルコンテンツ事業

売上高:128.98億円(前期比16.4%減)、セグメント利益:9.37億円(前期比97.6%増)

(売上:コンシューマゲーム:53.88億円、オンラインゲーム:75.09億円)

 

(コンシューマ部門)

・新作オリジナルタイトルとして2024年11月1日に『FARMAGIA(ファーマギア)』を発売したが、当初販売計画を大きく下回る結果、基幹タイトルの発売が本作のみで、売上は昨年比で大幅に減少

・前期末に実施した会計上の見積りの変更により研究開発費が増加したが、売上原価が大きく減少したことで、利益は大幅に改善

・『牧場物語 再会のミネラルタウン』の BEST PRICE 版や、子会社ジー・モードより発売した『オホーツクに消ゆ』のリメイク版が堅調に推移

 

(オンライン部門)

・2024年4月19日に配信を開始した新作スマートフォン向けゲームアプリ『ビックリマン・ワンダーコレクション』が順調に立ち上がり、収益寄与

・既存タイトルにおいては、経年により売上が減少したものの、コラボイベント等の各タイトルの施策が堅調に推移し、計画を上回る推移となり、業績貢献

 

 

■アミューズメント事業

売上高:104.46億円(前期比15.8%増)、セグメント利益:26.85億円(前期比13.6%減)

 

・ポケモンキッズアミューズメントマシンの最新作『ポケモンフレンダ』を2024年7月11日より稼動開始し、同年9月、11月、2025年2月に新弾となる「2~4弾」をそれぞれ展開し、歴代ポケモンキッズアミューズメントマシン最速となる約1ヶ月で「フレンダピック」(配出物)の配出枚数が1,000万枚を突破するなど、順調な立ち上がり

・海外『ポケモンガオーレ』についても好調に推移し、筐体入れ替え前の稼動最終年ながら、前期を上回る業績

・新コンセプトのクレーンゲーム機『TRYCATCH(トライキャッチ)』を、2024年11月より全国のアミューズメント施設にて順次稼動を開始

・海外売上の拡大や『TRY CATCH』の発売により増収となったものの、国内キッズアミューズメントマシンの新機種入れ替えに伴う費用先行や海外新規ビジネスの一部不振等により減益

 

 

■音楽映像事業

売上高:46.18億円(前期比8.3%減)、セグメント利益:▲0.49億円(前期はセグメント利益5.31億円)

(売上:音楽・映像:15.09億円、舞台公演:31.09億円)

 

・TVアニメ『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』を2024年4月から、TVアニメ『女神のカフェテラス』の第2期を同年7月から、プリキュアシリーズのオリジナルTVアニメ『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』、TVアニメ『悪役令嬢転生おじさん』及びTVアニメ『FARMAGIA(ファーマギア)』を2025年1月から放送

・TVアニメ『わんだふるぷりきゅあ!』をはじめとした「プリキュア」シリーズ関連タイトルや、TVアニメ『望まぬ不死の冒険者』等のパッケージ商品化

・劇場版プリキュアの最新作『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!』が2024年9月13日に公開となり、好調な成績

・「ミュージカル『テニスの王子様』」や「舞台『刀剣乱舞』」、『ワールドトリガー the Stage』、「『Dancing☆Starプリキュア』The Stage」等のシリーズ作品の新作公演や、「舞台『弱虫ペダル』」の最終公演、「ミュージカル『憂国のモリアーティ』」のコンサート公演等を実施し好評を博したほか、今期の新規作品として『演劇【推しの子】2.5次元舞台編』「舞台『魔道祖師』」等の公演を実施

・事業全体としては、舞台公演関連のパッケージ販売売上や配信収入が大きく減少し、また、一部アニメ作品の映像コンテンツ資産について将来の回収可能性を厳しく評価した結果、一括償却を行い評価損として原価計上し、新規IPの育成にかかる投資損失がかさんだことにより、セグメント損失を計上

 

marv2025q4_2

marv2025q4_3 marv2025q4_4

 

<黒歴史の3年間・・・なbelieveはこう見る>

佐藤さんが社長だった 2023年~2025年年度

申し訳ないけれど、リリースされるタイトルも業績もいやぁひどがったですね。

仕込み時期がコロナ禍など環境に対応するのも大変だったとは思いますが、それにしても実力も運も全くなかった感じ。

お疲れ様でした。

 

変わった照井社長はセガ→アトラス→アミューズメント事業ということで、

アミューズメントのポケモンがなければマーベラスは終わってたと思うので、手腕に期待ですね。

アミューズメント以外の見識はどうなんだろう?って感じもするので、

内部昇格もよいですが、外から実力のある方が統括会長ポジションとかでもいいので、いた方がよい気がします。

 

今期については、現段階の発表だと

本格的な利益貢献は下期を見込んでおり、例年以上に下期偏重の利益計画となると保険をかけつつ

 

デジタルコンテンツは

・前回中期計画発表時からパイプラインを【コンシューマ2・オンライン2】 →【コンシューマ3・オンライン1】に修正

オンラインの1タイトル減については、中止ではなく、クオリティアップのため翌期に延期、翌期全体のパイプラインにつきましては、あらためて発表

・複数のインディー、アクイジションタイトルのリリースを予定

(アクイジションタイトル=海外でリリースされた日本版の取得・獲得タイトルだと思われる)

 

・龍の国 ルーンファクトリー(2025/06/05:Switch2同時発売にスライド)

・牧場物語 Let’s!風のグランドバザール(2025/08/27~28)

・DAEMON X MACHINA TITANIC SCION(2025/09/05)

・ブラウザ三国志 天(2025年配信予定)

 

マーベラスとしてはこれ以上ないくらいの強力なタイトルが揃っていますが、

シリーズものは「開発費がリリース時より原価計上される」ようなので、

開発費と利益がまずは相殺されて、下期=10月以降の利益貢献というのは分かる気がします。

「龍の国」と「牧場物語」はSwitchでもSwitch2でも出来るタイトルなので、Switch2の供給が不足しても

大丈夫そうな感じはしますし、Switch2の普及スピードが早くても恩恵にあやかれるのではないかと。

「サクナヒメ外伝」は、現時点では来期以降(2026年4月以降)っぽいですね。

 

音楽映像事業のアニメ事業では

> 今期は新しい取り組みにもチャレンジする予定で準備を進めております

らしいけど何をやるんやろ。

 

marv2025q4_5

さてさて中期計画の状況も出ていたので、

「ファーマギア」がすべて悪いということになると思いますが、

出てくる新作がポンコツばかりなんで、続編等で頑張るしかないよねは分かる。

0→1に苦戦してるし、牧場物語とかを見てると1→10にするのも大変なんですが、

 

> 自社IP、自社フランチャイズのマルチ展開促進
> ・新規IPの収益化に苦戦
> ・IP確立後のマルチ展開を促進

売れる新規オリジナルIP、売れてからの広がっていくオリジナルIPが出来るときはいつかな・・・。

マーベラス(7844)2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

通期連結業績予想の修正および期末配当予想に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

代表取締役の異動及び役員報酬の減額に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

2025年3月期 第3四半期 決算説明資料(マーベラス:PDF)

2025年3月期 第3四半期 決算説明動画(マーベラス:映像音出ます)

2025年3月期 第3四半期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2025年3月期 第3四半期)(マーベラス:PDF)

 

<Summary>

・売上高、純利益レンジ突き抜け下方修正、営業・経常利益レンジ下限も利益は確保

配当前期33円→今期10円に減配

・佐藤代表取締役社長退任で、取締役執行役員へ、照井取締役が代表取締役社長へ

・佐藤社長になってから3年連続役員報酬減額

・11 月に発売した『FARMAGIA(ファーマギア)』が計画を大きく下回る販売推移

・Switch 2が期中に発売されず、『龍の国 ルーンファクトリー』が来期(5月末)へ

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

H27 Q4

26,441

+30.1

4,412

+46.8

4,583

+50.7

2,178

+15.7

H28 Q4

31,820

+20.3

5,418

+22.8

5,228

+14.1

3,602

+65.4

H29 Q4

29,387

△7.6

5,754

+6.2

5,810

+11.1

4,165

+15.6

H30 Q4

25,291

△13.9

5,147

△10.6

5,105

△12.1

3,513

△15.6

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

2022 Q4

25,728

+0.8

4,600

+4.2

5,054

+10.9

3,817

+16.9

                 
2023 Q1

5,319

△17.8

780

△46.7

1,132

△23.2

752

△30.0

2023 Q2

11,546

△10.1

1,774

△8.8

2,427

△18.7

1,655

△20.4

2023 Q3

18,412

△2.9

3,176

△20.7

3,509

△16.2

2,410

△17.9

2023 Q4

25,341

△1.5

2,488

△45.9

2,931

△42.0

1,925

△49.6

                 
2024 Q1

6,883

+29.4

531

△31.9

886

△21.7

609

△19.0

2024 Q2

13,999

+21.2

1,153

△35.0

1,646

△32.3

1,110

△33.0

2024 Q3

21,760

+18.2

1,390

△56.2

1,746

△50.2

1,174

△51.3

2024 Q4

29,493

+16.4

2,415

△2.9

3,002

+2.4

△517

-

                 

2025 Q1

5,806

△15.6

65

△87.7

373

△57.9

198

△67.4

2025 Q2

12,877

△8.0

592

△48.6

373

△77.3

78

△92.9

2025 Q3

20,720

△4.8

1,566

+12.6

1,656

△5.2

1,029

△12.4 

2025 Q4
(以前の予想)

29,000

32,000

△1.7

+8.5

1,500

2,000

△37.9

△17.2

1,500

2,000

△50.0

△33.4

1,000

1,400

-

 2025 Q4(今回修正)

27,000

△8.5

1,500

△37.9

1,500

△50.0

900

-

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

画像Ver.

marv2025q3

 

 

<セグメント別 業績>

決算説明資料(PDF) と 決算説明動画 説明概要(PDF)から抜粋

 

■デジタルコンテンツ

売上高:99.85億円、セグメント利益:7.15億

(売上:コンシューマゲーム:41.98億円、オンラインゲーム:57.86億円)

 

・コンシューマの基幹タイトルの新作発売が前期と比べて少なかった

・11 月に発売した『FARMAGIA(ファーマギア)』が計画を大きく下回る販売推移となったため、売上は減少
・前期末における会計見積もりの変更に伴い、研究開発費増も売上原価は大きく減少し、利益は改善

・第3四半期においては、オンラインゲームの周年が集中しており、今期の新作『ビックリマン・ワンダーコレクション』のハーフアニバーサリーをはじめ、『ドルフィンウェーブ』や『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』の各タイトルにおいて、周年イベント等を実施し、堅調に推移

・コンシューマでは、先ほどの『FARMAGIA(ファーマギア)』のほかでは、12 月に発売した『牧場物語 再会のミ
ネラルタウン』の BEST PRICE 版や、旧作リピートが好調に推移
・子会社ジー・モードより人気シリーズ「みんなで空気読み。」の最新作となる『みんなで空気読み。4』を
Nintendo Switch™、Steam®向けに 11 月 19 日に配信開始

 

・今後のラインナップは、今春予定としていた「ルーンファクトリー」シリーズの最新作『龍の国 ルーンファクトリー』の発売が来期となることが正式に決定

・当期においては、引き続き、既存タイトルの販売促進と来期以降の新作タイトルの開発に鋭意取り組む

 

 

■アミューズメント

売上高:74.35億円、セグメント利益:19.76億円

 

・昨年 7 月より稼動を開始したポケモンキッズアミューズメントマシンの『ポケモンフレンダ』につきましては、11月 21 日に新弾「ポケモンフレンダ 3 だん」がスタート
・『ポケモンガオーレ』の海外展開につきましては、引き続き堅調に推移
・11 月からは、当社オリジナルの新たなプライズマシン『TRY CATCH™』が順次稼動開始

 

・これらの結果、海外展開の拡大や新規プライズマシンの発売等で増収となったものの、先行費用の増加は補いきれずセグメント利益は減少

 

 

■音楽映像

売上高:33.00億円、セグメント利益:1.93億円

(売上:音楽・映像:9.87億円、舞台公演:23.12億円)

 

・舞台公演や関連パッケージ商品の売上が増加したこと等により増収となったものの、利益率の高い配信収入の減少や前期に取得した IP の育成に伴う費用増により減益
・第3四半期の主なタイトルは、『新テニスの王子様』の新作テレビアニメを 10 月から 12 月まで放送したほか、『わんだふるぷりきゅあ!』の LIVE 公演を 10 月に開催
・舞台公演では、『ワールドトリガー the Stage』の新作公演や今期の新作『演劇【推しの子】』、「舞台『アオペ
ラ』」の公演を実施

 

・第4四半期以降のラインナップは、当社が製作委員会に参画している新作アニメ『悪役令嬢転生おじさん』や『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』に加え、11 月に発売したゲーム『ファーマギア』のテレビアニメをいずれも1月より放送開始

・来月からは、プリキュアシリーズ最新作となる『キミとアイドルプリキュア♪』が放送開始
・舞台公演では、「ミュージカル『テニスの王子様』」の新作公演を1月 11 日から2月 15 日までの予定で現在
公演を行っている
・2月からは、「舞台『刀剣乱舞』」、『Dancing☆Star プリキュア』の新作公演を予定しているほか、3月からは、
中国のファンタジー小説が原作の「舞台『魔道祖師』邂逅編」の公演を予定

 

 

marv2025q3_2 

marv2025q3_3marv2025q3_4

 

<Q1、Q2のコメントを振り返ってみましょうなbelieveはこう見る>

Q1

>・今期もコンシューマのタイトル次第で、11月1日発売の「ファーマギア」、

>今期に出るのか「コンシューマ向けシリーズタイトル」という感じでしょうか。

>2Qの決算発表(10月末~11月上旬)の頃には、Switch2の話もいろいろ出ているのかなぁ。

結果

・ファーマギア → アニメ連動作品にも関わらず空気

・今期に出るのか「コンシューマ向けシリーズタイトル」 →「龍の国」は来期へ

・2Qの決算発表(10月末~11月上旬)の頃には、Switch2の話もいろいろ出ているのかなぁ。→ 2025/1/16発表で6月以降発売予定

3敗全敗。

 

Q2

> <無理にマーベラスを買う必要はなさそう・・・なbelieveはこう見る>

>・明日発売のファーマギアは全く話題になってる感じはせず、どれくらいの計画をしているかわからないけど

計画下回る感じではないかなぁと思います(現時点では。特に決算説明動画でも何も言ってないですし)

>・それを見越してか、保険で? 牧場物語 再会のミネラルタウンのベストプライス版 が12/19にリリース予定

あたりw

 

ポジティブに言えば、「龍の国」を温存しても、ほぼ利益は予想範囲内(さすがに売上高は無理だけど)

「龍の国」は、Switch2直前(?)に出るので、売上は見込めそうな気もする。

下方修正した売上高から見ると50万本くらいはほしい感じですかねぇ?

SwitchタイトルをSwitch 2でやるとどうなるんでしょうね?(Switch 2用で動くとかもあるといいんですけど)

今期中にも出せたような気もしますが、Switch 2の前に出す判断をしたのだと思います。

 

佐藤社長は結果が出せず、3年で社長を退任しますが、取締役執行役員では残りそう(6月まで?6月以降も?)

代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長で結果出なかったので当たり前って感じですが、

ここ数年出てきたタイトルを見るとそれじゃ無理だよねって感じでしたね・・・。

でも2016年からのコンシューマ事業本部 CSコンテンツ事業部長からとしてはいいタイトルも出てたと思うので、

リベンジ期待しております。もし6月で退任ならお疲れ様でした。

 

株価を支えてきた33円配当もついに維持できず、10円へ。

しょっぱいですが、ここ数年は頑張りすぎて配当してきたので、このあたりがまずは適正値ですよね。

ここ数年のコンシューマとオンラインのタイトル見ると不安はまだ続きますが、とにかく雑な作品をリリースしないことですね。

 

エンタメ業界盛り上がって、アニメも盛り上がっているのに波に全く乗れてないのマジやばい・・・ですが、

それでも利益が出ている限りはチャレンジできるので(赤字でも株式発行して生き延びているゾンビ企業も多いですが)

まずは自信のある作品を1本ちゃんと出すところからですね。

マーベラス(7844)2025年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

2025年3月期 第2四半期(中間期)決算説明資料(マーベラス:PDF)

2025年3月期 第2四半期(中間期)決算説明動画(マーベラス:音&映像出ます)

2025年3月期 第2四半期(中間期)決算説明動画 説明概要 (マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2025年3月期 第2四半期) (マーベラス:PDF)

 

<Summary>

・減収減益、通期予想変更なし

・第2四半期までの実績は、当初の社内計画と比べて利益進捗は改善している

・基幹タイトルが発売がない+AM(ポケモン)筐体入れ替え費用先行+研究開発費6.5億計上

・為替:前期2Q:+3.65億、今期2Q:-3.68億 = 7.33億マイナス

・AM事業アジア拠点設立(シンガポール:2024/8/22)、中国も準備中

 

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

H27 Q4

26,441

+30.1

4,412

+46.8

4,583

+50.7

2,178

+15.7

H28 Q4

31,820

+20.3

5,418

+22.8

5,228

+14.1

3,602

+65.4

H29 Q4

29,387

△7.6

5,754

+6.2

5,810

+11.1

4,165

+15.6

H30 Q4

25,291

△13.9

5,147

△10.6

5,105

△12.1

3,513

△15.6

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

2022 Q4

25,728

+0.8

4,600

+4.2

5,054

+10.9

3,817

+16.9

                 
2023 Q1

5,319

△17.8

780

△46.7

1,132

△23.2

752

△30.0

2023 Q2

11,546

△10.1

1,774

△8.8

2,427

△18.7

1,655

△20.4

2023 Q3

18,412

△2.9

3,176

△20.7

3,509

△16.2

2,410

△17.9

2023 Q4

25,341

△1.5

2,488

△45.9

2,931

△42.0

1,925

△49.6

                 
2024 Q1

6,883

+29.4

531

△31.9

886

△21.7

609

△19.0

2024 Q2

13,999

+21.2

1,153

△35.0

1,646

△32.3

1,110

△33.0

2024 Q3

21,760

+18.2

1,390

△56.2

1,746

△50.2

1,174

△51.3

2024 Q4

29,493

+16.4

2,415

△2.9

3,002

+2.4

△517

-

                 

2025 Q1

5,806

△15.6

65

△87.7

373

△57.9

198

△67.4

2025 Q2

12,877

△8.0

592

△48.6

373

△77.3

78

△92.9 

2025 Q4
(予想:変更なし)

29,000

32,000

△1.7

+8.5

1,500

2,000

△37.9

△17.2

1,500

2,000

△50.0

△33.4

1,000

1,400

-

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

画像Ver.

marv2025q2

 

<セグメント別 業績>

決算説明資料(PDF) と 決算説明動画 説明概要(PDF)から抜粋

 

 

■デジタルコンテンツ

売上高:62.46億円、セグメント利益:1.04億

(売上:コンシューマゲーム:23.08億円、オンラインゲーム:39.38億円)

 

・国内外においてコンシューマの基幹タイトルの新作がなく減収減益

・今年の4月にサービスを開始したスマートフォン向けゲームアプリ『ビックリマン・ワンダーコレクション』をはじめ、『ドルフィンウェーブ』や『ブラウザ三国志』といった既存のオンラインタイトルゲームも堅調に推移し、収益基盤として寄与

・コンシューマでは、インディータイトルとなる『ボウと月夜の碧い花』を7月 18 日に発売、子会社ジ
ー・モードより9月 12 日に発売した『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』が好調なセールス

 

・FARMAGIA(ファーマギア)11/1発売

・『龍の国 ルーンファクトリー』を来年春頃に発売を予定

・オンラインゲームでは、この 10 月に『ビックリマン・ワンダーコレクション』がハーフアニバーサリーを、『ドルフィンウェーブ』が2周年を迎え、周年イベントなどを実施

・年末にかけては、『シノマス』、『ログレス』の周年も控える

 

 

■アミューズメント

売上高:43.88億円、セグメント利益:12.06億円

 

・海外展開拡大で売上増も、新筐体への入れ替えに伴う費用先行等により利益減

・『ポケモンフレンダ』が7月より稼動を開始

・コロナ禍にスタートした前作『ポケモンメザスタ』とは単純比較できないものの、「フレンダピック」の配出枚数が
歴代のポケモンアミューズメントマシン最速となる約1ヵ月で 1,000 万枚を達成し、9月 12 日には新弾「ポケモンフレンダ 2 だん」がスタート

・『ポケモンガオーレ』の海外展開につきましては、引き続き堅調に推移

・アミューズメント事業のアジア統括拠点として、8月にシンガポールに子会社を設立

 

・当社オリジナルの新たなプライズマシン『TRY CATCH™』を来月 11 月より国内で稼動開始する予定

・中国駐在所も設立に向けて準備を進めており、当事業の更なる海外展開強化を図る

 

 

■音楽映像

売上高:22.42億円、セグメント利益:1.70億円

(売上:音楽・映像:7.37億円、舞台公演:15.04億円)

 

・舞台公演の計上が集中したこと等で売上は増加したものの、新規IPの育成に伴う費用先行等により減益

 

・テレビアニメ『女神のカフェテラス』の第2期を7月から9月まで放送したほか、「プリキュア」シリーズの劇場版最新作が9月 13 日に公開となり、公開から約3週間で興行収入10 億円を突破するヒット

・「ミュージカル『憂国のモリアーティ』」のコンサート公演や、シリーズ最終公演となる「舞台『弱虫ペダル』」を実施し、好評

・「舞台『刀剣乱舞』」、「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』」、「ミュージカル『新テニスの王子様』」のシリーズ新作公演や、今期の新作「舞台『夢職人と忘れじの黒い妖精』」などの公演を実施

 

・『新テニスの王子様』の新作テレビアニメを 10 月より放送開始

・「プリキュア」シリーズでは、『わんだふるぷりきゅあ!』の LIVE 公演を 10 月に開催、来年 1 月から
は、新作アニメ『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』の放送が開始

・舞台公演では、『ワールドトリガー the Stage』の新作公演を 10 月 25 日から 11 月 24 日までの予定で現在
公演を行っている

・「舞台『アオペラ』」や「演劇『推しの子』」といった今期の新作舞台をはじめ、「ミュージカル『テニスの
王子様』」、「『Dancing☆Star プリキュア』The Stage」、「舞台『刀剣乱舞』」それぞれの新作公演など多数のラ
インナップを予定

 

marv2025q2_2  marv2025q2_3

marv2025q2_4

 

<無理にマーベラスを買う必要はなさそう・・・なbelieveはこう見る>

・デジタルコンテンツが復調しないと前のような業績にはならない感じですが、

基幹タイトルがないので、数字は伸びず、オンラインもカバーしてるとは言えない感じ

・明日発売のファーマギアは全く話題になってる感じはせず、どれくらいの計画をしているかわからないけど

計画下回る感じではないかなぁと思います(現時点では。特に決算説明動画でも何も言ってないですし)

・それを見越してか、保険で? 牧場物語 再会のミネラルタウンのベストプライス版 が12/19にリリース予定

 

・アミューズメントは売上だけ見ると、ここ4年くらいで一番売上を上げている感じで悪くはなさそう

 

・音楽映像は、売上は上がってきてるけど、利益が全然上がってこなくてしょっぱい感じ

チケット代も上がってて、行く側もつらい感じですね。IP代や光熱費など経費の方が上がってる感じだし