平成22年3月期 第2四半期決算短信 マーベラスエンターテイメント(7844)


平成22年3月期 第2四半期決算短信(マーベラス:PDF)

09/11/09 四半期報告書 ‐ 第13期 第2四半期(H21.7 ‐ H21.9)(マーベラス&EDINET&考える株式投資:PDF)

 

  平成22年1Q(実績) 平成22年2Q(予想) 平成22年2Q(実績) 平成22年通期(予想)
売上高 20億7500万円 40億円 43億4700万円(+0.2) 103億円
営業利益 ▲1億6800万円 ▲3億2000万円 ▲2億6400万円 3億円
経常利益 ▲1億8600万円 ▲3億5000万円 ▲3億円 2億4000万円
四半期純利益 ▲1億6000万円 ▲3億6000万円 ▲2億7900万円 1億円

 

()は前年同期比を表わし、▲はマイナスや赤字を表わします。

 

<音楽映像事業>

H22Q2まで(2009/04/01~2009/09/30)

連結売上高:16億800万円(前年同期比▲9.7%)、連結営業利益2億3400万円(前年同期比+62.0%増)

 

四半期ベース数字

・H22Q1(2009/04/01~2009/06/30)

連結売上高:7億7400万円(前年同四半期比▲5.7%)、連結営業利益:1億5000万円(前年同四半期比+411.6%)

・H22Q2(2009/07/01~2009/09/30)

連結売上高:8億3300万円(前年同四半期比▲13.1%)、連結営業利益:8300万円(前年同四半期比▲27.3%)

 

☆音楽

・「プリキュア」シリーズの企画音楽が好調に推移した

・専属アーティスト「中河内雅貴」、「古川雄大」、「vistlip」の楽曲を中心に商品を編成

 

☆映像

・前期より引き続き「Yes!プリキュア5GoGo!」、「遊☆戯☆王5D's」、「家庭教師ヒットマンREBORN!」、

「ミュージカル『テニスの王子様』」関連DVD等の映像商品化

・新たに「フレッシュプリキュア!」、「タユタマ」、「ジュエルペット」、「宙のまにまに」、「毎日かあさん」、

昨年劇場公開した映画シリーズ「キラキラMOVIES」等の映像商品化

・「タユタマ」では当社初となるDVDとブルーレイの同時発売を行い、

主力コンテンツ「家庭教師ヒットマンREBORN!」においては初めてとなるDVD-BOXを発売し、受注が好調に推移

 

・映像ソフト市場の縮小に伴いDVDの受注が減少したこと、

及び子会社のアートランドにおいてアニメーションの受託制作受注が減少したこと等により、

前年同期と比較して売上は減少

 

一方で、出資映画作品等の配分収入が好調に推移したことや、

コンテンツ償却費および製造原価の圧縮が進んだこと等により、利益におきましては前年同期と比較して増加

 

<デジタルコンテンツ(ゲーム)事業>

H22Q2まで(2009/04/01~2009/09/30)

連結売上高:19億8100万円(前年同期比+1.7%)、連結営業利益▲2億2400万円(前年同期は営業利益▲1億6500万円)

 

四半期ベース数字

・H22Q1(2009/04/01~2009/06/30)

連結売上高:11億9200万円(前年同四半期比+48.2%)、連結営業利益:▲9900万円(前年同四半期は▲1億1200万円)

・H22Q2(2009/07/01~2009/09/30)

連結売上高:7億8800万円(前年同四半期比▲31.0%)、連結営業利益:▲1億2500万円(前年同四半期は▲5300万円)

 

・国内においては、新作オリジナルタイトル「朧村正(Wii)」、「勇者30(PSP)」、

版権タイトル「家庭教師ヒットマンREBORN! バトルアリーナ2 スピリットバースト(PSP)」等13タイトルを発売

(前年同期は14タイトル発売)

 

・英国子会社Rising Star Games Limitedにおいては、「Little King's Story(Wii)」(邦題:王様物語)、

「Harvest Moon: Tree of Tranquility(Wii)」(邦題:牧場物語 やすらぎの樹)等7タイトルを発売

(前年同期は7タイトル発売)

 

・米国子会社Marvelous Entertainment USA, Inc.においては、「Little King's Story(Wii)」(邦題:王様物語)、

「VALHALLA KNIGHTS ELDAR SAGA (Wii)」等3タイトルを発売

(前年同期は発売タイトルなし)

 

・ワールドワイド向けの大型タイトルの編成に伴い1タイトル当たりの制作費が増加する一方で、

国内外におけるゲーム市場の縮小に伴い総出荷本数が軟調となったことや、

海外市場においては予想を超える大幅な値引きが発生したことなどにより売上は微増に留まり、

前年同期と比較して損失幅が拡大

 

<舞台公演事業>

H22Q2まで(2009/04/01~2009/09/30)

連結売上高:7億5800万円(前年同期比+23.9%)、連結営業利益4500万円(前年同期比▲38.5%)

 

四半期ベース数字

・H22Q1(2009/04/01~2009/06/30)

連結売上高:1億800万円(前年同四半期比+630.7%)、連結営業利益:▲4300万円(前年同四半期は▲400万円)

・H22Q2(2009/07/01~2009/09/30)

連結売上高:6億4900万円(前年同四半期比+8.8%)、連結営業利益:8800万円(前年同四半期比+14.0%)

 

・前期末に公演した「ミュージカル『テニスの王子様』TheTreasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝」の後半公演、

今期5月に公演した「ミュージカル『テニスの王子様』 コンサート Dream Live 6th」、

今期7月から公演した「ミュージカル『テニスの王子様』 TheFinal Match 立海 First feat. 四天宝寺」の前半公演、

全102公演分の実績を計上

(前年同期は81公演分の実績計上)

 

・前期末の公演において一部の地方公演で集客に苦戦したことが利益を圧迫いたしましたが、

今期開催の公演においては観客動員数は順調に推移

 

 

<連結業績予想に関する定性的情報>

・平成22年3月期の連結業績予想につきましては、おおむね予想どおりに推移しているため、

平成21年5月15日に公表いたしました業績予想に変更はなし

 

・音楽映像事業については、引き続き主力の「プリキュア」シリーズ、「家庭教師ヒットマンREBORN!」、

「ミュージカル『テニスの王子様』」関連作品や、新たなアニメ主幹事作品2作品等のDVD商品化、ブルーレイ商品化を計画

 

・デジタルコンテンツ事業については、新作オリジナル作品や実績あるシリーズ「牧場物語」、「ルーンファクトリー」、

「ルミナスアーク」等の続編、強力な版権タイトル等主力コンテンツをラインナップしております。

 

・舞台公演事業については、10月に千秋楽を迎えた「ミュージカル『テニスの王子様』」夏公演の後半公演分の実績計上に加え、

「ミュージカル『テニスの王子様』」の冬公演、前期に好評を博した「マグダラなマリア」の第2弾公演を予定

 

 

<勝手なヒトコト>

マーベラス赤字で死亡wwwとかどこか書かれてそうですが、

マーベラスの場合費用先行で2Q(第2四半期決算=中間決算)までは赤字ということが多いです。

そのまま最後まで赤字で赤字拡大ということもよくありますwww

いつもは中間決算で業績の修正を行ってくることが多いんですが環境も微妙なので通期予想も据え置きって感じみたい。

それでも予想していたより赤字幅は縮小したみたい。

 

音楽映像が去年に比べて頑張ってますが、

プリキュア・リボーン・テニミュといった定番商品は好調なものの新作はイマイチな感じも。

GA 芸術科アートデザインクラスはなかなかいい感じみたい(メインの出資はエイベックスですがマーベラスも相応の出資をしてるはず)

これからについては新たなアニメ主幹事作品2作品等のDVD商品化、ブルーレイ商品化を計画しているそうみたい。

現在放送中の恋姫無双と11eyesかもね?もうちょい先のアニメかもね?

アートランドは最近名前を聞きませんがリボーンで頑張ってる感じでしょうか。

 

デジタルコンテンツ(ゲーム)に関しては2Qではあまりヒット作が出なかったかな?って感じで。

作品を作りすぎて広告に手が回ってないんじゃないかっていう感じがします。

ホリデーシーズンやクリスマスに続編タイトルで稼げるでしょうか?3Q~4Qには海外分の朧村正も乗っかってくるはず。

そして海外では4Qに発売されると思われるNO MORE HEROES 2の売り上げが

海外分そしてマーベラス全体のゲーム事業に非常にインパクトをもたらします。

この厳しい中ですが海外で50万本はほしいはず。延期となったらかなり厳しいですね。

marvelous!You are the loser!!最後にはFire!!になっちゃいます(シャレになってないw)→参考動画(マーベラス:音出ます)

国内は4Qまでに出る予定はないはず。(来年の4月以降リリース、とりあえず早くやりたい)

強力な版権タイトル=Fateだと思うんですがそこが10万くらい行ってくれるとねぇって感じでしょうか。

 

舞台公演事業は売上高は少ないものの利益が着実に出ていて

テニミュほどではないけど黒字の舞台もちょこちょこ出てきている感じ。

音楽映像の方でテニミュのDVDが加算されるので、その元となる公演は非常に重要なウェイトを占めているともいえます。

インフルエンザで役者さんが出られなくなったりしてこっちも危ういといえば危うい。

 

まぁなんださっさと利益出さないと今の状態のマーベラスとしての存続は厳しくなるかもねって感じで。

そこそこオリジナルタイトルでも自社開発じゃないにしろ、いいタイトルが出せるようになってきたんだから

後はそれを広げていかないと+過去のバグメーカーをちょっとずつでも払拭していかないと厳しいですよんってことで。

 

中間決算なので詳しい資料+動画が出てくると思いますのでまたその時には新しいエントリーを上げる予定です。

 

<関連記事>

平成22年3月期 第1四半期決算短信 マーベラスエンターテイメント(7844)(Air-be blog:2009/08/07)

マーベラスエンターテイメント(7844) 平成21年3月期 経営近況報告会 2009年6月24日開催(Air-be blog:2009/07/01)

 

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