KADOKAWA(9477)平成26年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


平成26年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(KADOKAWA:PDF)

株式会社KADOKAWA 2014年3月期第2四半期決算説明会(KADOKAWA:PDF)

 

  売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
H26 Q2(実績)
(H25比(%))
722億0300万円
(△9.9%)
28億1600万円
(△25.7%)
35億0100万円
(△19.6%)
37億8700億円
(+136.5%)

H26 Q1(実績)
(H25比(%))

357億7500万円
(△10.6%)

19億4100万円
(△18.6%)

23億1000万円
(△14.9%)

10億3100万円
(△13.9%)

H25 Q2(昨年) 801億2500万円 37億9200万円 43億5700万円 16億0100万円
H25 Q1(昨年) 400億2200万円 23億8400万円 27億1500万円 11億9800万円
H26 Q4(予想) 非公開 非公開 非公開 非公開

 

△はマイナスや赤字を意味します。

 

(画像Ver.)

kadokawah26q2

 

(1)経営成績に関する説明
(略)

>書籍関連では、メディアミックス作品の拡販、新規ジャンルの開拓、

>既存メディアに留まらない新たな才能の発掘を進めております。

>次期主力作品の育成に取り組んでいるコミック部門における売上高の減少や大型作品の展開時期によって

>短期的な売上高の変動はありますが、概ね堅調に推移しております。

 

>雑誌・広告関連では、固定費の削減や不採算部門の整理を進める一方、

>急速に普及しているスマートフォン向け新サービスの開発や、

>平成25年3月に株式会社ドワンゴとの合弁会社として発足した株式会社スマイルエッジにおいて、

>ネット上の新たな広告ビジネスへの取り組みを始めております。

>また、新たな時代を担うビジネスマン向けの情報誌「アスキークラウド」を創刊するなど、

>新規商品の開発にも取り組んでおります。

 

>映像関連では、平成25年3月にシネコン事業を売却し、経営資源をコンテンツ制作にシフトすることで、

>継続的、安定的な事業運営を行うよう努め、黒字回復基調はより強固なものになってまいりました。

 

>ネット・デジタル関連では、電子書籍への取り組みを加速させ、

>紙の書籍との同時発売比率のアップや積極的なキャンペーン展開によって売上高をさらに伸ばしております。

>投入作品数増進のプロジェクトを設け、書籍の電子化をさらに加速させております。

>またBOOK☆WALKERには、作品を提供する出版社数がさらに増え、

>業界インフラとしての地位を固めております。

 

>海外関連では、台湾の出版事業が堅調に推移し、香港のエンタテインメント事業も堅調に推移しておりますが、
>より成長性の高い地域や事業内容へシフトすることによって海外事業を拡大するため、

>現地の連結子会社を売却し、この結果、特別利益28億25百万円を計上いたしました。

 

>この結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高722億3百万円(前年同期比9.9%減)、

>営業利益28億16百万円(前年同期比25.7%減)、経常利益35億1百万円(前年同期比19.6%減)、

>四半期純利益37億87百万円(前年同期比136.5%増)となりました。
>なお、セグメント情報との関連は、単一セグメントであるため記載を省略しております。

 

 

>各ジャンルにおける売上貢献作品は次のとおりであります。
>(単行本)
>「シャボンだまのきせき」チョコザイ/こう(角川書店)
>「ルイージマンション2 カンペキガイドブック」(エンターブレイン)
>「会うたびに「あれっ、また可愛くなった?」と言わせる」神崎恵(中経出版)
>「大泉エッセイ 〜僕が綴った16年」大泉洋(メディアファクトリー)

 

>(文庫)
>「県庁おもてなし課」有川浩、「マリアビートル」伊坂幸太郎(角川書店)

 

>(ライトノベル)
>「ソードアート・オンライン」川原礫、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」伏見つかさ

>(アスキー・メディアワークス)
>「カゲロウデイズ」じん(自然の敵P)(エンターブレイン)

 

>(コミックス)
>「デッドマン・ワンダーランド」片岡人生/近藤一馬(角川書店)
>「とある科学の超電磁砲」鎌池和馬/冬川基/はいむらきよたか(アスキー・メディアワークス)
>「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ、「坂本ですが?」佐野菜見(エンターブレイン)
>「となりの関くん」森繁拓真(メディアファクトリー)

 

>(劇場映画)
>「ライジング・ドラゴン」「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」「貞子3D2」(角川書店)

 

>(DVD、Blu-ray)
>「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2」「デート・ア・ライブ」「ライジング・ドラゴン」
>(角川書店)
>「鍵泥棒のメソッド」「STEINS;GATE Blu-rayBOX」(メディアファクトリー)

 

>(ゲーム)
>PSP「境界線上のホライゾンPORTABLE」(アスキー・メディアワークス)
>PSVita「フォトカノKiss」(エンターブレイン)
>PS3、Xbox360「KILLER IS DEAD」(角川ゲームス)

 

決算説明会資料(KADOKAWA:PDF)より

■連結損益計算書(P3より)

特別利益28億2600万円。香港子会社の売却益がほとんど。

 

■売上/営業利益増減要因(P5より)

・書籍関連

2Q:売上高 313億6600万円(▲35億7100万円:前年比89.7%)構成比43.4%

1Q:売上高 157億5500万円(▲17億5000万円:前年比90.0%)構成比44.0%

 

・雑誌/広告関連

2Q:売上高 156億6500万円(+1億円:前年比100.6%)構成比21.7%

1Q:売上高 77億2900万円(+1億0500万円:前年比101.3%)構成比21.6%

 

・映像関連

2Q:売上高 123億4500万円(▲62億9100万円:前年比66.2%)構成比17.1%

1Q:売上高 57億9100万円(▲38億1200万円:前年比60.3%)構成比16.1%

 

・ネット・デジタル関連

2Q:売上高 87億4400万円(+13億2100万円:前年比114.6%)構成比12.1%

1Q:売上高 46億2700万円(+11億3900万円:前年比132.6%)構成比12.9%

 

海外関連

2Q:売上高 40億8200万円(+5億2000万円:前年比114.6%)構成比5.6%

1Q:売上高 18億7000万円(+7100万円:前年比103.9%)構成比5.2%

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

売上高:

2Q:722億0300万円(▲79億2100万円:前年比90.1%)

1Q:357億7500万円(▲42億3700万円:前年比89.4%)

営業利益:

2Q:28億1600万円(▲9億7500万円:前年比74.3%)

1Q:19億4100万円(▲4億4300万円:前年比81.4%)

営業利益率:

2Q:3.9%(前年比▲0.8pt)

1Q:5.43%(前年比▲0.53pt)

 

2014年3月期 第2四半期 トピックス

■第2四半期(2013年7月-9月)シリーズ別ベスト10

第1位:「カゲロウデイズ」シリーズ

第2位:「ソードアート・オンライン」シリーズ

第3位:「東京レイヴンズ」シリーズ

第4位:「とある科学の超電磁砲」シリーズ
第5位:「日本人の知らない日本」シリーズ
第6位:「ストライク・ザ・ブラッド」シリーズ
第7位:「ゴールデンタイム」シリーズ
第8位:「魔法科高校の劣等生」シリーズ
第9位:「BROTHERS CONFLICT」シリーズ
第10位:「ログ・ホライズン」シリーズ

 

■第2四半期累計(2013年4月-9月)シリーズ別ベスト10

順位 タイトル 1Q 2Q
第1位 「カゲロウデイズ」シリーズ 3位 1位
第2位 「ソードアート・オンライン」シリーズ 4位 2位
第3位 「図書館戦争」シリーズ 2位
第4位 「はたらく魔王さま!」シリーズ 5位
第5位 「魔法科高校の劣等生」シリーズ 8位
第6位 「ブラッドラッド」シリーズ 8位
第7位 「ハイスクールD×D」シリーズ 6位
第8位 「とある科学の超電磁砲」シリーズ 4位
第9位 「となりの関くん」シリーズ 7位
第10位 「東京レイヴンズ」シリーズ 3位

 

■2014年7月-9月 ジャンル別ベスト5+第2四半期累計(2013年4月ー9月)ジャンル別ベスト5

(一部抜粋、省略部分はPDF6ページをご覧ください)

・一般書

第3位:「真・女神転生IV 公式コンプリートガイド」

 

・文庫

第3位:「零戦その誕生と栄光の記録」

第4位:「風立ちぬ・美しい村・麦藁帽子」

 

・ライトノベル

第1位:「ソードアート・オンライン13」

第2位:「カゲロウデイズIV -the missing children-」

 

・コミックス

第1位:「とある科学の超電磁砲(9)」

第4位:「MFコミックスカゲロウデイズ3」

 

■第1四半期 主な映像・ゲーム作品(一部抜粋、省略部分はPDF6ページをご覧ください)

・デートアライブ、とある魔術の禁書目録頂点決戦(Mobage)、とある魔術の禁書目録頂点決戦など

 

■今後の主な作品(一部抜粋、省略部分はPDF6ページをご覧ください)

書籍

・かぐや姫の物語

・艦これ白書-艦隊これくしょんオフィシャルブック-

・坂本ですが? 2

 

TVアニメ

・凪のあすから

・ストライク・ザ・ブラッド

・ログ・ホライズン

・のんのんびより

 

DVD/BD

・図書館戦争

・劇場版STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ

・ハイスクールD×D NEW

 

■第4四半期の主な作品(一部抜粋、省略部分はPDF6ページをご覧ください)

TVアニメ

・いなり、こんこん、恋いろは。

・最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。

 

<勝手なヒトコト>

・昨年の同時期はソードアート・オンラインのアニメ効果が発動中。

カゲロウデイズは、角川の中でもNo.1ですか。

 

・2Qでは名前が出てなかったですが、艦これ関連が続々と。

ゲームは110万人、決算説明会では売上も提示されたとか(知りたい)

艦これでコンプティークの部数も伸びているらしく、相乗効果というか本への影響は結構あるよね。

「艦これ」シリーズでベスト10に出てくるかも。来ないにしても底上げ効果ありそう。

 

・坂本ですが?の2巻出るんですねぇ。勢いそのまま、もしくは加速していけるんでしょうか。

 

・にゃんぱすーも実はKADOKAWA。(というかメディアファクトリーBC)

 

・今のところ昨年ほど強い作品はなさそうなものの、それでも利益は出る体質なので

後は合併効果がどれくらい出るかどうかですかね・・・。

BOOK☆WALKERとか電子書籍も拡大中みたいだし、利益が落ち込んでもそれほど懸念はしてないかなー。

 

<関連サイト>

平成26年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)KADOKAWA(9477) (Air-be blog)

 

<Amazon>

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のんのんびより 6 (アライブ)かぐや姫の物語 (角川文庫)

いなり、こんこん、恋いろは。 (6) (カドカワコミックス・エース)坂本ですが? 2 (ビームコミックス)

カゲロウデイズIV -the missing children- (KCG文庫)

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