平成23年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) マーベラスエンターテイメント(7844)


平成23年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

株式会社マーベラスエンターテイメント、株式会社AQインタラクティブ及び株式会社ライブウェアの合併契約締結に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

商号変更及び定款一部変更に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

 

  売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
H22 Q4(実績) 82億8400万円 △16億6800万円 △17億2500万円 △16億2300万円
H23 Q1(実績) 18億2000万円 2億2000万円 1億9100万円 1億8700万円
H23 Q2(実績)

45億6400万円

4億6700万円

4億2900万円

4億2100万円
H23 Q3(実績) 57億6400万円 4億0900万円 3億6400万円 3億5400万円
H23 Q4(当初予想) 68億円 2億円 1億3000万円 1億2000万円
H23 Q4
(実績:今回発表)
((前年比(%)))
69億6500万円
(△15.9%)
2億0200万円 1億4700万円 1億3100万円
H24 Q2
(予想:今回発表)
25億円
(△45.2%)
△1億6000万円 △1億8000万円 △1億8500万円
H24 Q4
(予想:今回発表)
(前年比(%))
(合併前予想数字)
70億円
(+0.5%)
2億3000万円
(+13.7%)
1億9000万円
(+28.5%)
1億8000万円
(+37.1%)

 

△はマイナスや赤字を意味します。

 

画像Ver.

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当期の経営成績

>売上高におきましては、音楽映像事業及びデジタルコンテンツ事業において、

>当社主力シリーズを中心に販売実績が好調に推移したものの、

>デジタルコンテンツ事業において発売タイトル数の絞込みを行ったことや、

>海外戦略の見直しに伴い欧州地域での自社発売を行っていた

>英国子会社Rising StarGames Limitedの当社保有全株式を平成22年1月に売却したこと、

>舞台公演事業において計上公演数が減少したこと等により、前期と比較して減少いたしました。

 

>利益面におきましては、デジタルコンテンツ事業において、

>開発中止に係る費用及びコンテンツ資産の評価損436百万円を計上したものの、

>株式譲渡した海外子会社の損失分が減少したことや、

>各事業における主力コンテンツの販売実績が好調に推移したこと、

>効率化の推進による採算性の向上と各種固定費の圧縮が進んだこと等により、黒字転換いたしました。
>尚、平成22年12月1日をもって当社の連結子会社である

>株式会社アートランドのアニメーションの企画・制作事業を会社分割して新設会社に承継し、

>さらに同日付で新設会社の全株式を譲渡しております。

 

>この結果、当期の業績は連結売上高6,965百万円(前期比15.9%減)、

>連結営業利益202百万円(前期営業損失1,668百万円)、連結経常利益147百万円(前期経常損失1,725百万円)、

>連結当期純利益131百万円(前期連結純損失1,623百万円)となりました。

 

>また、単体におきましては、売上高6,438百万円(前期比9.7%減)、

>営業利益173百万円(前期営業損失1,550百万円)、経常利益120百万円(前期経常損失1,594百万円)、

>当期純損失11百万円(前期純損失1,620百万円)となりました。

 

1.音楽映像事業

4Q:売上高:34億4400万円(前期比-4.2%)、セグメント利益:6億2400万円(前期比+38.4%)

(3Q:売上高:27億7800万円(前年同期比+3.2%)、セグメント利益:5億2600万円(前年同期比+47.0%))
(2Q:売上高:21億6400万円(前年同期比+36.1%)、セグメント利益:4億3700万円(前年同期比+112.5%))
(1Q:売上高:10億7400万円(前年同期比+40.4%)、セグメント利益:2億2400万円(前年同期比+65.0%))

 

■売上高(前期と比較して減少)

・連結子会社株式会社デルファイサウンドの当社保有全株式を平成22年1月に譲渡した

・連結子会社株式会社アートランドのアニメーション企画・制作事業を平成22年12月1日付で会社分割して新設会社に継承し、さらに同日付で新設会社の全株式を譲渡した

■利益

・音楽・映像各コンテンツの好調な実績

・音楽映像事業全体として組織の合理化等による固定費の圧縮に努めたこと等により、前期と比較して増加した

 

■音楽

・「プリキュア」シリーズの主題歌や企画音楽が新作・リピート受注ともに好調に推移した

・新規音楽配信サイトへのコンテンツ供給が進み、音楽配信収入も大きく伸長した

・アーティスト作品では、新たに「佐々木喜英」がデビューを果たした他、専属アーティスト「古川雄大」、「中河内雅貴」、「vistlip」のCD・ライブDVD等を編成した。

 

■映像

前期より引き続き

・「フレッシュプリキュア!」

・「家庭教師ヒットマンREBORN!」

・「遊☆戯☆王5D’s」

・「ミュージカル『テニスの王子様』」関連DVD

・「真・恋姫†無双」

・「11eyes」

等の映像商品化を行った

 

新たに

・「ハートキャッチプリキュア!」

・「いちばんうしろの大魔王」

・「真・恋姫†無双~乙女大乱~」

・「祝福のカンパネラ」

・「オオカミさんと七人の仲間たち」

等の映像商品化を行った

 

・特に「プリキュア」シリーズにおいてTVシリーズ・新作映画のDVDに加えて、シリーズ初となるブルーレイ商品やBOX商品の
受注が好調だった他、出資映画の配分収入が拡大した

 

2.デジタルコンテンツ事業(ゲーム)

4Q:売上高:27億5700万円(前期比△20.4%)、セグメント利益:△7700万円(前期:△17億8100万円)

(3Q:売上高:22億5000万円(前年同期比△25.8%)、セグメント利益:8900万円(前年同期:△13億1100万円))
(2Q:売上高:17億2600万円(前年同期比△12.9%)、セグメント利益:1億3000万円(前年同期:△2億8700万円))
(1Q:売上高:5億3200万円(前年同期比△55.4%)、セグメント利益:7100万円(前年同期:△1億3100万円))

 

■家庭用ゲーム

■国内:9タイトルを発売(前期は20タイトル発売)

・当社主力シリーズの新作「牧場物語 ふたごの村(DS)」

・「NO MORE HEROES 英雄たちの楽園(PS3 / Xbox360)」

・「NO MORE HEROES 2DESPERATE STRUGGLE(Wii)」

・「ルーンファクトリー オーシャンズ(PS3/Wii)」

・版権タイトル「一騎当千 XROSS IMPACT(PSP)」

・「フェイト/エクストラ(PSP)」

・新規オリジナルタイトル「イケニエノヨル(Wii)」

 

■海外

・「ARCRISE FANTASIA(Wii 北米向け/邦題:アークライズ ファンタジア)」

・「HARVESTMOON:Grand Bazaar(DS 北米向け/ 邦題: 牧場物語 ようこそ!風のバザールへ)」

・「NO MOREHEROES 2 DESPERATE STRUGGLE(Wii 欧州向け)」

・「NO MORE HEROES:Heroes' Paradise(PS3 欧州・北米向け/邦題:NO MORE HEROES 英雄たちの楽園)」

等をライセンスした

 

■家庭用ゲーム全体

・特に「牧場物語 ふたごの村(DS)」については、前作実績を大きく上回り累計出荷20万本を超えるヒットとなった

・「フェイト/エクストラ(PSP)」も累計出荷10万本を超えるヒットとなった

・今後の市場環境を鑑みて将来の収支予測を厳格に見直した結果、一部タイトルの開発中止の決定やデジタルコンテンツ資産の評価減を行い、開発中止に係る費用及びコンテンツ資産の評価損436百万円を売上原価に計上した

 

■オンラインゲーム

・当社主力シリーズ「牧場物語」のPC向けブラウザゲーム「みんなで牧場物語(PCブラウザ)」

・人気TVアニメ「一騎当千 XTREME XECUTOR」を原作とした「ブラウザ一騎当千(PCブラウザ)」のオープンサービスを当期より開始した

・「みんなで牧場物語」については、システム環境の向上を優先し課金サービス導入を遅らせたことにより本格的な収益化には至っていないものの、海外の一部地域における運営権の売却に成功し、ライセンス収入を獲得しました。

・「ブラウザ一騎当千」については、会員数及び課金状況ともに計画を上回る好調な推移となった

 

■デジタルコンテンツ全体

■売上高

・家庭用ゲーム機向けゲームソフト分野の戦略見直しに伴い、国内発売タイトル絞込みと英国子会社Rising Star Games Limitedの当社保有全株式を平成22年1月に売却したことが主因となり前期と比較して減少した

 

■利益面

・開発中止に係る費用及びコンテンツ資産の評価損の計上があったものの、株式譲渡した海外子会社の損失分が減少したことや、国内で発売した新作の採算性が改善したこと、組織の合理化等による固定費の圧縮を行ったこと等により、前期と比較して損失幅が縮小した

 

3.舞台公演事業

4Q:売上高:7億6200万円(前期比△37.6%)、セグメント利益:7100万円(前期比△6.9%)
3Q:売上高:7億3500万円(前年同期比△16.6%)、セグメント利益:9000万円(前年同期比+88.5%)
2Q:売上高:6億7400万円(前年同期比△13.1%)、セグメント利益:9700万円(前年同期比+246.9%)
(1Q:売上高:2億1300万円(前年同期比+82.0%)、セグメント利益:2500万円(前年同期:△5200万円))

 

■舞台公演全体

・合計73公演分の実績を計上(前期は181公演分の実績計上)

 

・平成21年12月から平成22年3月にかけて公演した「ミュージカル『テニスの王子様』 The Final Match 立海 Second feat. The Rivals」の後半22公演分

・平成22年4月に公演した「ミュージカル『エア・ギア』 vs. BACCHUS Top Gear Remix」10公演分、

・平成22年5月に公演した「ミュージカル『テニスの王子様』 コンサート Dream Live 7th」11公演分

・平成22年8月に公演した「マリア・マグダレーナ来日公演『マグダラなマリア』~マリアさんの夢は夜とかに開く!魔
愚堕裸屋、ついに開店~」20公演分

・平成23年1月に公演した新規舞台作品「メモ・リアル thePARTY!」10公演分

・公演数が前期と比べて大幅に減少したため、減収減益となった

・1stシーズン完結に伴う公演の活況により観客動員数及び物販売上が好調に推移し、前期と比較して利益率は改善した

 

■次期の見通し

>当社と株式会社AQインタラクティブ及び株式会社ライブウェアは、

>本日公表いたしました「株式会社マーベラスエンターテイメント、

>株式会社AQインタラクティブ及び株式会社ライブウェアの合併契約締結に関するお知らせ」に記載のとおり、

>各社の定時株主総会における承認を前提とし、当社を存続会社として合併することについて合意いたしました。

>なお、本合併の効力発生日は平成23年10月1日であります。

 

>次期(平成24年3月期)の業績予想につきましては、現段階では本合併により生ずる影響・効果を含めず、

>各社が引き続き存続することを前提にしております。

>なお、本合併により生ずる影響・効果を踏まえた次期(平成24年3月期)の連結業績予想につきましては、

>決定次第お知らせいたします。

 

以下は当社が引き続き存続することを前提とした、当社単独の次期(平成24年3月期)の見通し

 

・音楽映像事業

引き続き「プリキュア」シリーズと「ミュージカル『テニスの王子様』」シリーズにより安定収益を確保しつつ、

新たなシリーズ作品の発掘に向けたマスターライツの拡充やスマートフォン向けコンテンツ配信への対応等、

収益の多様化に努めていく

 

・デジタルコンテンツ事業

ニンテンドー3DSやNGPなどコンシューマゲーム分野における新ハードへの転換期となる今を好機と捉え、

それらの新ハードへの確実な対応とともに、新たなオリジナル作品の創出にチャレンジする

オンラインゲーム分野においても、PC・モバイル・スマートフォン等のデバイスや国内外を問わずにソーシャルメディアを最大限活用し、ソーシャルゲーム市場への対応を進めていく

 

・舞台公演事業

累計観客動員数100万人を誇る「ミュージカル『テニスの王子様』」の2ndシーズンの本格始動とともに、新たな舞台作品の創出に努めていく

 

<勝手なヒトコト>

・今期はもっとよくなりそうな雰囲気だったけど、結局予想範囲内。

・2Q→3Q→4Qと減益が続く。

ゲームの特別開発中止金額が3Q→4Qで2億4500万円→4億3600万円まで増えている・・・。

合併に伴う膿み出しって感じもするようなしないような。

・音楽映像事業は新規映像タイトルがなかったけど増益を確保。プリキュア様様。

・ゲーム事業は結局通期では赤字になってしまった。

・ブラウザゲームについては一騎当千がまさかの貢献。

 

・今期については増収増益見込みですが、合併を行うので大幅に数字が変わる見込み。

・音楽映像事業については、プリキュアの映画が一部なくなることやリボーンがなくなったり

ちょっと厳しいかな?という感じもするのだけど、過去作品のBlu-rayなどで補う感じになるのかなぁ。

・デジタルコンテンツ全体については、期待出来そうなタイトルが7月以降続々と出てくるので市況が悪くなければ

いよいよシリーズ化が期待できるタイトルが出てきそうな予感。

・AQインタラクティブとライブウェアと合併していつまでにどれくらいのことができるのか見極めたいところ。

 

<関連サイト>

マーベラスエンターテイメント(7844) 平成23年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(Air-be blog:2011/02/9)

マーベラスエンターテイメント(7844) 2011年3月期第2四半期決算説明会 2010年11月12日開催(Air-be blog:2010/11/19)

平成23年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) マーベラスエンターテイメント(7844)(Air-be blog:2010/11/09)

マーベラス(7844)、平成23年3月期第2四半期を大幅上方修正(Air-be blog:2010/9/27)

平成23年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) マーベラスエンターテイメント(7844)(Air-be blog:2010/08/09)

 

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