三上「昨年末にけいおんのライブイベントを行われたそうですが、そこであの実際に演奏もされたそうなんですけれど・・・」 佐藤「そうなんですよ〜」 神田「12月30日だったよね」 佐藤「はい、12月30日に横浜アリーナの方でけいおん!ライブレッツゴーというのがありまして・・・」 三上「緊張されませんか。」 佐藤「もう、すっごく緊張してしまって、あの、前日に、あの、リハーサルということで先に会場入りさせていただいて、    横浜アリーナツアーじゃないですけど、中を歩いたりして、この客席からはこう見えるんだぁ、2階席からはこう見えるんだ、わぁすごいね!なんて言いながら会場をグルグルしてたんですけど、    もうホントに広くて、リハーサルをやるとやっぱり音もすごく大きくて、うわぁ、どうしようどうしようってなんか怯んでしまって、リハーサルではもう音も外すしダンスも間違えるし    ってすごいわたわたしちゃって、どうしようどうしようって思ってたんですけど、ホテルに泊まらせていただいてて、前乗りさせてもらってたんですけど、ホテルのお風呂の中で歌の練習をしてたら    段々楽しくなってきて、そっか、私のやってるキャラクターって元気なキャラクターだから私がこんな不安になってたら、そのキャラクターにも来てくれるお客さんにも申し訳ない、楽しくやんなきゃ    って、わぁって覚醒しまして、それで楽しくやろうって気持ち当日横浜アリーナのステージに立たせていただいて、歌だとか、あと生アテレコみたいなのをさせていただいたりだとか、実際に演奏も    2曲やらせていただいて、ふわふわ時間という曲と私の恋はホッチキスという曲の2曲をみんなで演奏させていただいて、もう、なんか、あれですよね、あんなおっきなステージでやることってもう    一生にきっと無いんじゃないかなって思ったら、楽しまなくちゃ損だ!って思って、思いっきりドラムを叩かせていただきました。」 神田「どのくらいお稽古したんですか。」 佐藤「そうですね、えーっと大体半年ちょっとくらいトータルで見て・・・そうですね、1年経ってないくらいですね、半年ちょっとくらいドラムをずっとやらせていただいてて・・・」 神田「その役に決まりました。で、なんとなく演奏してみようってことになりました。そこから半年間ってこと?」 佐藤「そうですね、半年とちょっとくらい、ずっと練習期間がありまして・・・」 神田「おうちとかでも練習したんですか。」 佐藤「あ、あのーおうちはさすがにドラムセットは置けなかったんですけれど、丸いパッドっていう円形のがありまして、それをひたすら一個あるんですけど、それをずっとパパパって叩いたりだとか、    あとは曲を聴いて手を動かしてイメージトレーニングだったりだとか、もう、そういう地道な練習をずっとやってました、おうちでは。」 神田「だって、なんか右利きじゃなくて、左利きのベースをやらなきゃいけない方がいたとか・・・」  佐藤「そうなんですよ。あのー澪役の日笠陽子ちゃんが、本人は右利きなのにキャラクターが左利きだからということでベースを、レフティベースをずっと頑張って弾いてて、でベースとドラムってリズム体で    一緒に曲を引っ張っていく役目なんですけれど、自分が右利きなのに左手用のベースで頑張ってる、ぴかしゃって呼んでるんですけど、ぴかしゃを見てたら、私もこれちょっと生半可な気持ちじゃできない    と思ってなんかそのやっぱり一緒にリズムを作っていく二人でまず頑張ろうって言って二人で一緒に練習してたりだとか、あとやっぱり頑張ってるメンバーを見てたら、なんかやっぱり良いもの作りたいね    っていう風になって、与えられてた練習の日にちってやっぱり毎週あったんですけど、それ以外にも自主的に集まってみんなでその、楽器やろう!ってこう、練習1時間だとか2時間だとか、ホント忙しい合間を縫って    みんなで一緒に練習したりとかもしてました。」 三上「達成感もすごいものですよね。」 佐藤「そうですね、もう、ホントになんか曲を、こう叩きながらみんなの背中を、ドラムは後ろの方にある楽器なので、みんなの背中を見てるんですけど、なんかこう練習してる時のいろんなことを思い出したりだとか    みんなで頑張ろうねって、わーってなってた時のことを思い出して、なんかもう、涙が出てきそうになって、いかんいかんと思って、ちょっと堪えてふっと横のキーボードの寿美奈子ちゃんを見るともう、美菜子ちゃん泣いてて、    それを見てまたううってきて、でもリズムキープしなくちゃいけないから頑張んなきゃと思って、なんかもう、涙を堪えながらの演奏だったなぁ、なんていう風に思います。」 神田「たぶん、お客さんもすごくうるうるしてたと思うなぁ。」 佐藤「もう、はい、一緒に盛り上がってくださって、私たちの一言ひとことに暖かい声援とかくださったので、ホントに愛されてる作品なんだなっていうことも実感できました。」 神田「その思いが伝わって、なんと、第2期が・・・」 佐藤「そうなんですよ!ありがとうございます。」 以下ライブ外のコメントにつき省略